詰碁の楽しみ方(3):わからない問題がでてきたら

詰碁の問題集に取り組んでいてい、もしわからない問題がでてきたらどうするか、ということですが、最初のうちはすぐに解答を見てもよいと思います。

囲碁を覚えたばかりで、まだ読む力もこれから、というところですから、わからない問題に何十分もかけて取り組むより、さっと解答をみて、それを覚えてしまう方がよいでしょう。

しばらくして、まだ同じ問題に取り組んだとき、今度は覚えた解答をもとに解ければそれでよしです。

基本的な問題は、解答を覚えるくらい繰り返しときましょう。そうすると、次の中級問題を解く時にも手がかりが浮かぶようになります。

一方、慣れてきたら、今度はわからない問題の図を頭の中に入れて、本から離れて頭の中で解くのももちろんよい訓練です。読みの力は確実についていくでしょう。いつまでも考え続けるわけにはいかず、どこかで割り切って解答を見る必要があると思いますが、このような訓練にも取り組んでみましょう。

もちろん、碁盤に並べて研究することもよいことです。手を動かして問題をつついていると、いろいろ見えてくることもありますし、自分なりの発見もあるでしょう。攻める筋や衛筋を頭の中に入れる手助けにもなると思います。

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